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第一章 自称ナンパ師
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そんな毎日を送っていると、トラブルに巻き込まれることもしばしばあった。
『お前、誰の女に手ぇ出したか分かってんのか!?』
突然、見知らぬ男に怒鳴られる。
そんなことも、一度や二度ではなかった。
でも、そのたびに俺は言い返してきた。
『何言うてんねん?
彼氏おらん言うてたやん。
浮気されるお前が悪いんちゃうんか?』
そう言うと、大抵の相手は黙った。
若かった俺は、それで何とかなると思っていた。
しかし――。
その考えが通用しない相手もいる。
俺は、そのことを身をもって知ることになる。
そして、いつものように軽い気持ちで声を掛けた一人の女性。
まさか、その出会いが俺の人生を大きく変えることになるなんて、この時はまだ想像もしていなかった。

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