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第一章 自称ナンパ師
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特別、男前というわけではなかった。
それでも、得意だった歌と、水商売で培った話術。
その二つを武器に、何人もの女性と出会い、関係を持つようになっていた。
当時は、今のようにマッチングアプリやSNSが当たり前の時代ではない。
誰かと出会いたければ、自分から街へ出るしかなかった。
だから俺にとって、一番手っ取り早い出会いの方法がナンパだった。
成功率も決して悪くはない。
気が付けば周りから、
『お前はほんまナンパ師やなぁ』
そう言われるほど、毎日のように街へ繰り出していた。
▶ 第3話へ続く…

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