しばらく、二人で余韻に浸っていた……。
恋人同士でもない俺と理絵……。
ナンパで出会い、初めて二人で遊び、そして今日、こうして結ばれた。
それだけの関係のはずだった……。
しかし、この時の俺は──。
〔こいつとは、絶対付き合うな……〕
なぜか、そんな予感めいたものを感じていた……。
俺は理絵の方を見ながら、素直な気持ちを口にした。
『理絵ちゃん、めっさ気持ち良かったよ♪
マジで♪』
すると理絵も、少し照れたように笑った。
『私も気持ち良かったよ♪』
その言葉を聞いて、俺は続けて聞いた。
『理絵ちゃん、また会えるかな?』
理絵は少し考えるような表情を浮かべた。
『そうやなぁ……。
また時間合わせて会おか♪』
その返事を聞いて、俺は少し安心した。
まだ恋人同士ではない。
それでも、俺と理絵の関係は、これで終わりではなかった……。
▶ 第32話へ続く…

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