それでも好きやねん 第31話|予感

しばらく、二人で余韻に浸っていた……。

恋人同士でもない俺と理絵……。

ナンパで出会い、初めて二人で遊び、そして今日、こうして結ばれた。

それだけの関係のはずだった……。

しかし、この時の俺は──。

〔こいつとは、絶対付き合うな……〕

なぜか、そんな予感めいたものを感じていた……。

俺は理絵の方を見ながら、素直な気持ちを口にした。

『理絵ちゃん、めっさ気持ち良かったよ♪

マジで♪』

すると理絵も、少し照れたように笑った。

『私も気持ち良かったよ♪』

その言葉を聞いて、俺は続けて聞いた。

『理絵ちゃん、また会えるかな?』

理絵は少し考えるような表情を浮かべた。

『そうやなぁ……。

また時間合わせて会おか♪』

その返事を聞いて、俺は少し安心した。

まだ恋人同士ではない。

それでも、俺と理絵の関係は、これで終わりではなかった……。

▶ 第32話へ続く…

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