それでも好きやねん 第25話|シャワーの向こう側

ここまでの状況で、興奮しないわけがない……。

俺はソファーに腰を下ろし、煙草に火をつけた。

ゆっくりと煙を吐き出しながら、バスルームの方へ目を向ける。

やがて──。

(シャー……)

静かな部屋に、シャワーの音が響き始めた。

その心地よい音を聞いているうちに、俺の期待はさらに膨らんでいく……。

理絵は今、何を考えているんやろ……。

さっきまでの出来事を思い返しながら、俺はこれからのことを想像していた。

いろんな妄想に駆り立てられ、気持ちが落ち着くことはなかった。

そして、しばらくすると──。

シャワーの音が、ふいに鳴り止んだ……。

俺は吸いかけの煙草を灰皿に置き、バスルームの扉へ視線を向けた。

いよいよ理絵が戻ってくる……。

俺の胸の高鳴りは、さらに大きくなっていった──。

▶ 第26話へ続く…

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