それでも好きやねん 第13話|大恋愛の始まり

海から上がった俺たちは、たわいもない話をしながら、しばらく二人の時間を楽しんでいた。

俺は理絵に聞いた。

『理絵ちゃん、電話番号教えてーさ♪』

理絵はあっさりと答えた。

『いいよ。090-***-****やで。』

『ありがとう♪

ほな、また前日くらいに電話かけていいかなぁ?』

すると理絵は少し考えてから笑った。

『ん~……

私からかけるよ♪』

『そっか♪

ほな待ってるよ。』

しばらくすると、隆と礼子も海から上がってきた。

二人とも、楽しそうな表情をしている。

礼子が言った。

『じゃあ、私らぼちぼち帰るわ。』

理絵も頷く。

『そうやなぁ。』

『そっか。

気ぃ付けて帰りや♪』

俺がそう言うと、隆も続けた。

『また四人で遊ぼうさ♪』

礼子は笑顔で答える。

『わかった♪

また連絡するよ。』

こうして俺と理絵は、ナンパをきっかけに知り合った。

この時は、まだ知らなかった。

この何気ない出会いが、人生で一番大きな恋の始まりになることを──。

▶ 第14話へ続く…

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