それでも好きやねん 第23話|甘い香り

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第四章 甘い香り
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行き着いた場所は、もちろんラブホテル……。

俺と理絵は、人目を気にすることもなく、当たり前のように中へ入っていった。

『部屋、どこでもええかな?』

俺がそう聞くと、理絵は迷うことなく答えた。

『うん、空いてるとこでいいやん♪』

『そっか。ほな、ここで。』

空いている部屋のボタンを押すと、部屋番号が書かれた紙が出てきた。

俺はその紙を手に取り、案内に従って部屋へ向かった。

理絵は何も言わず、俺のすぐ後ろを歩いている。

さっきまでカラオケで過ごしていた時とは、少し違う空気が二人の間に流れていた。

部屋の前に着く。

俺は一度だけ理絵の方を見た。

理絵は、ただ静かに俺を見つめていた。

そして俺は、ゆっくりと扉を開けた……。

いよいよ俺は、「理絵」という女の扉を開けようとしていた……。

▶ 第24話へ続く…

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