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第四章 甘い香り
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行き着いた場所は、もちろんラブホテル……。
俺と理絵は、人目を気にすることもなく、当たり前のように中へ入っていった。
『部屋、どこでもええかな?』
俺がそう聞くと、理絵は迷うことなく答えた。
『うん、空いてるとこでいいやん♪』
『そっか。ほな、ここで。』
空いている部屋のボタンを押すと、部屋番号が書かれた紙が出てきた。
俺はその紙を手に取り、案内に従って部屋へ向かった。
理絵は何も言わず、俺のすぐ後ろを歩いている。
さっきまでカラオケで過ごしていた時とは、少し違う空気が二人の間に流れていた。
部屋の前に着く。
俺は一度だけ理絵の方を見た。
理絵は、ただ静かに俺を見つめていた。
そして俺は、ゆっくりと扉を開けた……。
いよいよ俺は、「理絵」という女の扉を開けようとしていた……。
▶ 第24話へ続く…

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