『マジで♪
理絵ちゃん、バイトとかで忙しいやろうから、俺が理絵ちゃんに合わせるようにするわ♪』
『うん、ありがとう♪』
そうしているうちに、理絵が帰る時間も迫ってきた。
俺たちは二人でシャワーを浴び、服を着てホテルを出ることにした。
ホテルを出ると、さっきまで二人だけの世界にいたことが嘘のように、いつもの街の景色が広がっていた。
『ほな、また連絡待ってるよ♪』
『うん、必ず連絡する♪』
そう言うと、理絵は俺にそっとキスをした。
突然のことに、俺は思わず驚いた。
『ビックリしたぁ♪
恋人同士みたいやん♪』
『アハハハッ♪
じゃあね♪』
理絵は笑いながら、俺に手を振った。
俺は、少しずつ遠ざかっていく理絵の後ろ姿を見つめていた。
さっきまで感じていた温もりと、二人で過ごした時間。
その余韻は、まだ俺の中に残っていた……。
こうして、理絵との初デートは幕を閉じた……。
▶ 第33話へ続く…

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