それでも好きやねん 第27話|理絵の待つベッドへ

早く理絵の元へ戻りたかった俺は、体をさっと流すだけで、足早にバスルームを出た。

急いで体を拭き、腰にバスタオルを巻く。

そして、そのまま部屋へ戻った。

理絵は、まだバスタオルを巻いたままベッドの中にいた。

何事もなかったかのように、テレビを見ている……。

俺は再びソファーに腰を下ろし、煙草に火をつけた。

しかし、さっきまでとは違う。

煙草を味わう余裕なんて、もうなかった。

理絵がすぐ近くにいる。

それだけで、気持ちは落ち着かなかった。

なんとか一本を吸い終えると、俺は煙草を灰皿に置いた。

そして、腰に巻いたバスタオルのまま、理絵の横へそっと滑り込んだ……。

ベッドの中で感じる理絵の温もりに、俺の胸は再び高鳴り始めた……。

▶ 第28話へ続く…

コメント

タイトルとURLをコピーしました