二人とも、顔立ちはそれなりに可愛かった。
でも、それ以上に目を引いたのは抜群のスタイルだった。
スラッとした体に、思わず目がいってしまう。
20歳だった俺には、それだけで十分魅力的に映った。
『俺は嵐士で、こいつは隆や。
名前聞いてもええかな?』
すると、一人が笑顔で答えた。
『私が理絵で、この子が礼子。』
その名前を聞いた隆は、すかさず口を開く。
『そうかぁ~♪
理絵ちゃんに礼子ちゃんかぁ~♪
さすが、ええ女にはええ名前やなぁ~♪』
理絵は吹き出した。
『何それ(笑)』
俺もすかさず続ける。
『いや、ほんまにええ名前やで♪
何がええか分からんけどな♪』
『あはははっ♪』
理絵と礼子は声を上げて笑った。
俺と隆は顔を見合わせる。
〔これは、もらったな。〕
そう確信した。
▶ 第9話へ続く…

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