それでも好きやねん 第8話|笑顔の二人

二人とも、顔立ちはそれなりに可愛かった。

でも、それ以上に目を引いたのは抜群のスタイルだった。

スラッとした体に、思わず目がいってしまう。

20歳だった俺には、それだけで十分魅力的に映った。

『俺は嵐士で、こいつは隆や。

名前聞いてもええかな?』

すると、一人が笑顔で答えた。

『私が理絵で、この子が礼子。』

その名前を聞いた隆は、すかさず口を開く。

『そうかぁ~♪

理絵ちゃんに礼子ちゃんかぁ~♪

さすが、ええ女にはええ名前やなぁ~♪』

理絵は吹き出した。

『何それ(笑)』

俺もすかさず続ける。

『いや、ほんまにええ名前やで♪

何がええか分からんけどな♪』

『あはははっ♪』

理絵と礼子は声を上げて笑った。

俺と隆は顔を見合わせる。

〔これは、もらったな。〕

そう確信した。

▶ 第9話へ続く…

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