それでも好きやねん 第15話|三条大橋の待ち合わせ

翌日。

身だしなみをバッチリ整えた俺は、胸を躍らせながら家を出た。

待ち合わせ場所の三条大橋には、約束の10分前に到着した。

すると、そこには見覚えのある姿があった。

──理絵だ。

俺は思わず笑顔になり、理絵のもとへ歩み寄った。

『えらい早いやん♪』

すると理絵はクスッと笑う。

『だって、9時から待ってるって言ったやん(笑)』

『あんなん冗談に決まってるやん(笑)』

海で見た時とは、まるで雰囲気が違っていた。

花柄のシャツに、夏らしいサンダル。

そして、デニムのミニスカートがよく似合っている。

その姿に、20歳だった俺は思わず目を奪われた。

今日のデートが、ますます楽しみになってくる。

『とりあえず、行こか♪』

俺がそう言うと、理絵は笑顔で頷いた。

こうして俺たちは、並んで街の方へ歩き始めた。

▶ 第16話へ続く…

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