それでも好きやねん 第14話|初デート

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第三章 初デート
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約束の日の前日。

理絵から一本の電話がかかってきた。

『もしもし~?』

『お~! 理絵ちゃん♪

電話待ってたんやで♪』

理絵は笑いながら答えた。

『大層な~(笑)

明日、大丈夫~?』

『もちろんやん♪

めっちゃ楽しみにしてたんやで♪』

『じゃあぁ~、10時に三条大橋で待ち合わせしようかぁ?』

京都では定番の待ち合わせ場所だ。

『よっしゃ♪

ほな9時からずっと待っとくわ。』

『なんでやねん(笑)

じゃあ、また明日ね♪』

『はぁ~い♪』

電話を切ったあとも、俺の顔は自然と緩んでいた。

明日は理絵との初デート。

夕方までとはいえ、二人きりで過ごせる時間はたっぷりある。

当時の俺は、その先のことばかり考えていた。

理絵も同じ気持ちでいてくれたらええな──。

そんな期待を胸に、俺は眠りについた。

▶ 第15話へ続く…

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