『ほらほら、めっさおるで♪』
俺が砂浜を見渡しながら言うと、
隆も周りを見回して笑った。
『ほんまやなぁ♪
選びたい放題やんけ〜!』
夏も終わりに近づいていたこともあり、最後の夏を楽しもうと砂浜は多くの人で溢れ返っていた。
もちろん、俺たちのようにナンパ目的で来ている若者もたくさんいる。
『とりあえず、この辺陣取ろかぁ』
俺がそう言うと、隆も頷いた。
『そやなぁ。』
なかなか空いている場所はなかったが、何とかゴザを敷いて一息つく。
そして、いよいよ楽しい物色の時間がやってきた。
▶ 第6話へ続く…

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