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第三章 初デート
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約束の日の前日。
理絵から一本の電話がかかってきた。
『もしもし~?』
『お~! 理絵ちゃん♪
電話待ってたんやで♪』
理絵は笑いながら答えた。
『大層な~(笑)
明日、大丈夫~?』
『もちろんやん♪
めっちゃ楽しみにしてたんやで♪』
『じゃあぁ~、10時に三条大橋で待ち合わせしようかぁ?』
京都では定番の待ち合わせ場所だ。
『よっしゃ♪
ほな9時からずっと待っとくわ。』
『なんでやねん(笑)
じゃあ、また明日ね♪』
『はぁ~い♪』
電話を切ったあとも、俺の顔は自然と緩んでいた。
明日は理絵との初デート。
夕方までとはいえ、二人きりで過ごせる時間はたっぷりある。
当時の俺は、その先のことばかり考えていた。
理絵も同じ気持ちでいてくれたらええな──。
そんな期待を胸に、俺は眠りについた。
▶ 第15話へ続く…

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