理絵と礼子は浮き輪につかまり、海にぷかぷかと浮かんでいた。
俺と隆は、その浮き輪を追い掛けるようにして、四人で遊んでいた。
しばらくすると、自然と二組に分かれる。
俺は理絵と。
隆は礼子と。
気付けば、それぞれが二人きりで話をするようになっていた。
俺は理絵に聞いた。
『なぁ、理絵ちゃんはいくつなん?』
理絵は少し笑いながら聞き返す。
『嵐士くんはいくつなんさ?』
『俺か?
俺は、ちょうど大人になったとこ♪
……やらしい意味ちゃうで♪』
俺が笑いながら言うと、理絵も吹き出した。
『そっか♪
20歳なんやね。
私は19歳やで♪』
こうして俺と理絵は、少しずつお互いのことを話し始めた。
▶ 第11話へ続く…

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