2026-09

それでも好きやねん

それでも好きやねん 第10話|少しずつ縮まる距離

理絵と礼子は浮き輪につかまり、海にぷかぷかと浮かんでいた。俺と隆は、その浮き輪を追い掛けるようにして、四人で遊んでいた。しばらくすると、自然と二組に分かれる。俺は理絵と。隆は礼子と。気付けば、それぞれが二人きりで話をするようになっていた。俺...
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それでも好きやねん 第9話|強引な誘い

自然な流れで、俺は理絵。隆は礼子。そんな組み合わせになった。俺は笑顔で二人に声を掛けた。『理絵ちゃん、礼子ちゃん、とりあえず泳ぎに行こか♪』すると理絵は少し困ったような顔をした。『え~! 私、やきに来ただけやし泳ぎたくないねん。』その言葉に...
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それでも好きやねん 第8話|笑顔の二人

二人とも、顔立ちはそれなりに可愛かった。でも、それ以上に目を引いたのは抜群のスタイルだった。スラッとした体に、思わず目がいってしまう。20歳だった俺には、それだけで十分魅力的に映った。『俺は嵐士で、こいつは隆や。名前聞いてもええかな?』する...
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それでも好きやねん 第7話|ようやく見つけた二人組

何組もの女性に声を掛けた。だが、結果は散々だった。シカトされたり、冷たい態度を取られたり……。それでも諦めずに歩き続けていると、ようやく話を聞いてくれる二人組を見つけた。俺は笑顔で声を掛けた。『こんちゃ〜♪ お姉さんら、どっから来てんの〜?...
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それでも好きやねん 第6話|思うようにはいかない

『隆、ぼちぼち声かけにいこか♪』俺が立ち上がると、隆も笑いながら頷いた。『そやな。時間もったいないしな。』ナンパなんて、見ているだけじゃ始まらない。逆ナンされるような男前なら話は別だが、俺たちは自分から動くしかなかった。二人組を見つけては声...
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それでも好きやねん 第5話|夏の終わりの砂浜

『ほらほら、めっさおるで♪』俺が砂浜を見渡しながら言うと、隆も周りを見回して笑った。『ほんまやなぁ♪選びたい放題やんけ〜!』夏も終わりに近づいていたこともあり、最後の夏を楽しもうと砂浜は多くの人で溢れ返っていた。もちろん、俺たちのようにナン...
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それでも好きやねん 第4話|あの日の始まり

━━━━━━━━━━━━━━第二章 出会い━━━━━━━━━━━━━━いつものノリで、ツレの隆とナンパへ出掛けることになった。夏も終わりを告げようとしていた頃。「最後にもう一回、海へ行こう。」そんな軽いノリで、俺たちは日本海へ向かった。俺が...
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それでも好きやねん 第3話|通用しない相手

━━━━━━━━━━━━━━第一章 自称ナンパ師━━━━━━━━━━━━━━そんな毎日を送っていると、トラブルに巻き込まれることもしばしばあった。『お前、誰の女に手ぇ出したか分かってんのか!?』突然、見知らぬ男に怒鳴られる。そんなことも、一...
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それでも好きやねん 第2話|ナンパ師と呼ばれた20歳の俺【実話ベース】

━━━━━━━━━━━━━━第一章 自称ナンパ師━━━━━━━━━━━━━━特別、男前というわけではなかった。それでも、得意だった歌と、水商売で培った話術。その二つを武器に、何人もの女性と出会い、関係を持つようになっていた。当時は、今のよう...
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それでも好きやねん 第1話|「お姉ちゃん♪今何してんの?」

━━━━━━━━━━━━━━第一章 自称ナンパ師━━━━━━━━━━━━━━『お姉ちゃん♪ 今何してんの?』それが、当時の俺の決まり文句だった。見知らぬ女性に声を掛け、仲良くなり、関係を持つ。そんな毎日を送っていた。俺の名前は嵐士。20歳。...